消費税

住民税の税率はいくら?といわれて答えられる人は少ないですよね。しかし消費税だとたぶんほとんどの人が答えることができるでしょう。私たちの一番身近で税率もきちんとわかる税金といえば消費税ですね。消費税は、私たちが買い物するほとんどのものに課せられています。一部非課税商品としては切手などの郵便局が販売しているものにあります。

消費税が始まったころには、まだ店頭の表示は外税表示でした。100円玉を握りしめて100円のアイスを選ぶとレジでお金が足らないよといわれて小さいころに戸惑ったことがあります。そんな時にはやったのは、表示を内税表示にし、消費税はいりません!とうたった電気店などもありました。電気店では買うものも高額になりますので、同じ表示価格なら内税のほうが断然お得というのが宣伝文句だったわけです。

そのうち消費税率が5%になり、計算はしやすくなりましたが、しばらくは外税表示のままでした。そして表示も内税表示が義務付けられました。内税表示が義務付けられた背景には今後消費税を増税した場合に増税を感じさせないようにするためというようなこともいわれています。また税率が所得に応じて変わることがないため不公平だという人もいます。

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