相続税で家が子供に相続できない?

政権が変わり、税金が色々と改正されようとしていますが、その中でも相続税について今回は見て行きたいとおもいます。相続税問題というと、すごく資産があるお金持ちの家族が誰が相続するかでもめるようなのを想像される方も多いでしょう。しかし、お金がある家よりも、一般の家庭のほうが相続税に関する負担が増えた場合に大変なことになります。

今改正されようとしているのは、基礎控除の部分が少なくなるというものです。例えば親が亡くなった場合に、昔から住んでいる家を相続しようとおもったときに、その家の土地などの資産価値が高いと、相続税の対象になります。基礎控除はその中で一定の金額までは相続税が係らなかったのですが、今その部分が引き下げられるということで税金がかかる人が増えてくるわけです。特に土地や建物の価値が高くなりやすい都心や市街地では人事ではありません。

家を相続すると相続税がかかり、家を売ってお金をつくらないといけなくなる場合もあるようです。もう相続税はお金持ちだけの話ではなくなってきています。家を守りたいと考えている人は、きちんと今回の税改正を知っておき、出来れば相続のときに家を売らないですむような方法を考えていく必要があります。

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