所得税の累進課税式とは??

みなさんこんにちは!
今回は国税の中枢部分とも言える、所得税の累進課税式について説明したいと思います。

まず累進課税式とは何か。
それは所得が多ければ多いほど、税金の割合が上がっていく方式のことです。

所得が多い人からは多くの所得税を取ろう!ということです。

具体的には所得が、
195万円以下→5%
195万円超~330万円以下→10%
330万円超~695万円以下→20%
695万円超~900万円以下→23%
900万円超~1,800万円以下→33%
1,800万円超→40%
となっています。

またこれを見て、税率が上がってしまうギリギリのラインだったら、
所得を少し少なくして税率を下げた方が得なのでは??と思う方もいると思うのですが、
それを防止するため調整用に控除額が設定されています。

これが累進課税式です。
1800万円超の場合の40%という額は本当に計り知れない額ですね。

ちなみに海外と比べてみますと、香港は最大でも15%の税率です。
逆に中国などは最大で45%、およそ半分を所得税として納める必要があります。
更に日本では住民税も同時に課税されてしまうので、結果的にほぼ50%となります。
世界的に見ても日本の税率は高い方だと言えますね。

しかし日本はそれだけ行政のサービスがしっかりしていると思います。
税金が何に使われているか詳細に公開されていないということは不安ですが・・・

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