住宅ローン控除

住宅ローンを組んだ場合に一定の条件を満たしていれば、所得税の控除が受けられる場合があります。一番満たさないといけない条件は、ただ住宅を購入するだけではなくそこに住まないといけないということです。ですので別荘を新たに購入した場合などには住宅ローン控除は受けることができません。住宅を購入後6ヶ月以内にその住宅に入居している必要がありますし、その年の12月31日まで引き続き住んでいることが必要です。ただし、単身赴任などで購入者は別の場所に住んでいるが、家族が住んでいる場合などは控除をうけることがきます。

また、返済期間を10年以上で組む必要があります。始めに10年以上のローンを組んでいた場合でも、たとえば途中で臨時収入があり、一気にローンを繰り上げ返済した場合などで合計期間が10年未満になってしまうと、住宅ローン控除が受けられなくなるので注意が必要です。他にも入居前の3年間に居住用財産の3000万円の特別控除や買い替えなどの課税の特例を受けている場合は住宅ローン控除を受けることができなかったりします。

認定長期優良住宅や、認定低炭素住宅の場合は控除金額が大きくなる場合もありますので、購入の際には検討したいものですね。

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